Thursday, August 31, 2006

英会話講師養成クラス・スタート

5日振りにブログをアップします。
Please excuse me for my long silence. (大変ご無沙汰いたしました。)

体調不良でダウンしておりました。
先週の火曜日の夜中に40度以上の熱を出し、翌日かなり熱もひいたと思って病院へ行ったのですが、それでも38度ありました。肺炎を心配していたのですが、熱中症ではないかとの診断を受け、前日の昼から殆ど何も食べてなかったので、即、点滴となりました。

それで、すっかり気分も良くなり、頂いた薬も殆ど服用せずにいたわけですが、先週末遠出をし、夜帰宅して直ぐに、また発熱が...。疲れただけだろうと、高を括っていたら、翌日になっても熱はひかず、結局今日の昼過ぎまで、4日間も熱と、頭痛でずっと寝て過ごしていました。

It wasn't supposed to go this way!! (こんなはずじゃなかったのに!!)

しかし幸いにも、今週はお教室はお休みでしたので、生徒さんにご迷惑をお掛けせずにすみました。

それにしても今回の病気で、健康管理にあまり気を使っていないことを実感することとなり、健康でお仕事できる有難さを再認識する機会になりました。設立以来4ヶ月間、突っ走ってきてしまった感があります。

Maybe I've just let my fatigue bulid up. (多分、疲れが溜まっているんです。)

というわけで、本日より少しずつお仕事再開です。
英会話講師を目指す方、又は既に講師をされている方を対象とした「英会話講師育成クラス」は、ご希望を頂いていながら、なかなか実施できずにいた企画でした。

それをずっと待っていてくださった方が、プライベートで受講されたいとご連絡を下さいました。 その方は、なんとクルマで片道2時間掛けて教室まで通ってくださるというのです。 この熱意になんとかお応えしたいという思いで一杯です。

私が提唱するTEEメソッドは英語を英語で教える授業を実践しています。
「講師育成クラスでもAll Englishでクラスを進めていくのでは?」と英語力に不安がある方も多いというお話を本日お伺いしました。
講師育成クラスでは、概論や方法論のお話もありますので、半分は日本語で行う予定です。
もし、ご検討されていらっしゃる方がいらっしゃれば、その点はご安心ください。

All English といっても、通常の英会話クラスでは、指示英語は中学校レベルの簡単なものばかり。
「五感を通して、意識を伝え、言葉に結ぶ」というTEEメソッドのプロセスでは、小学生が難なく理解しています。その点もご安心下さいね。



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Saturday, August 26, 2006

英語は早ければいいの?

NPO法人 Lingua Akademeia を設立して、昨日で丁度4ヶ月でした。語学スクールとして英語だけではなく、フランス語の教室もあります。しかし、生徒さんは皆、英語クラスの受講生ばかりでした。

そして昨日、やっと、フランス語体験の方お二人をお迎えすることになりました。
レッスンはフランス語だけを学ぶのではなく、フランスの文化なども織り交ぜながら、進めさせて頂きました。「こんな風な授業なら挫折せずに出来そう。」と仰って頂き、和やかな雰囲気で楽しくレッスンが終わりました。

その後も、語学の話に花が咲き、いつの間にか話題は子供の英語教育の話に...
私が「当法人では早期英語教育はお勧めしていないんですよ。日本語で覚えていないことは、英語でも覚えられません。例えば、美しい景色を見て『幻想的』だと思わなければ、『fantastic』という言葉は絶対に口を突いて出て来ることはありません。ウチの教室の子供たちは、同じ年のお子さんが8年間もかかってたどり着くレベルまで、たった3、4ヶ月で到達してしまうんです。小学生から初めても決して遅くないんですよ。」とお話しすると、

「なるほどねぇ。今聞いていて、水泳と同じだなって思ったんです」とお一人の方が言われるのです。「私は以前、スイミングのコーチをしていたことがあったんですが、よく幼児スイミングってあるじゃないですか、水に親しむっていう意味ではいいと思うんですが、早くから遣れば上手に泳げるってわけではないんですよね。早く上手に泳ぐためには筋肉が必要なんです。まだ育ってない内から遣ってもダメなんです。」

このお話をとても興味深く聞かせて頂きました。英語教育もそうだと思います。足りない筋肉を養うことが大事です。英語教育における筋肉とは、母国語をしっかり身に付けることではないでしょうか?


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Friday, August 25, 2006

「英語を英語で教える授業」は中学英語で対応可

今日、というか、もう昨日というべきですね(日付が変わっておりました!)、小学校へ先生方の研修に行って参りました。その名も「行列のできる語学教育支援講座」です!

先生方の英語への関心の高さを目の当たりにして、これからの小学校英語がどのように実を結ぶのか楽しみになりました。

研修後、ご参加頂いた先生方全員にアンケートにご協力を頂きました。研修の内容に対する満足度、そして私が提唱する英語を英語で教えるTEEメソッドへの共感度は、共に平均80%と大変高い評価を頂くこととなりました。

では、研修に参加されてどのようにお感じになられたのか、アンケートから数名の方の感想をご紹介させて頂きたいと思います。

■「日本人教師による英語を英語で教える授業」というとペラペラと英語を話さないといけないという感じがしますが、中学程度の指示英語を使ってということですので、ぜひ実施してみたいです。

■日本の英語教育の歴史がずっと繰り返されていることが分かり、自分自身がその中にいることに驚きを感じました。教師自身の意識改革の必要性を感じるとともに、このような機会にめぐりあえたことに喜びを覚えます。

■英語教育はやはり、会話ができるようになることに尽きることを感じました。興味、関心をひき、動作をつけて表現することが効果的であることを実感しました。また、簡単な単語を使って表現できることがわかりました。

■アルファベットの読み方と文字の読み方を合わせた指導法があることを初めて知りました。とても便利だと思いました。指示する時の英会話もとても参考になりました。活用できる時に、どんどん使いたいと思います。

研修をさせて頂いて、このような感想を頂けることは何よりの喜びです。この出会いを励みに更にTEEメソッドを深めていきたいと切に思いました。本当に楽しい時間を頂いた充実した1日でした。
ご参加頂きました先生方、本当にありがとうございました。



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Tuesday, August 22, 2006

「行列のできる小学校英語講座」参加者募集中!

本日はやっと、先月開催した「子育てママのバイリンガル育成講座」の報告をHPでアップすることができました。 随分お待たせしてしまいました。参加者のアンケートも掲載させて頂いております。是非、HPの方もご覧下さい。 View my complete profileをクリックして、連絡先のウェブページ情報をクリックして頂ければ、HPに行けます。
                                
↓講演中の写真です。
 皆様、熱心に聴いて下さっている様子がお分かり頂けますか。














そして、10月から始まる「行列のできる小学校英語講座」のインフォメーションも、HPでアップさせて頂きました。小学校教師対象となっておりますが、中学、高校の先生方でもご参加頂けます。
小学校の英語教育に対応した内容ですが、「英語で英語を教える」TEEメソッドは中学、高校でも充分使えるプログラムとなっております。児童生徒の「日常英会話」が可能になります!


先程から食欲がないと思ったら、寒気がしてきました。喉もちょっと痛い。風邪でしょうか?
明後日は、小学校へ先生方の研修に行くことになっています。学校側も期待して下さっている様なので、体調を整えて、万全の体制で臨まなくては。
それでは、おやすみなさい。



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Sunday, August 20, 2006

英語には標準語がありません。Nativeの英語は至るところに。

当法人では、只今ある著者の英語本がプチ・ブームになっています。
その著者とは、現在、南山大学助教授のDavid Barker氏です。
数ヶ月前に私がたまたま手に取ったのが、彼の「あなたの英語☆ビフォー→アフター」でした。さっと読み通してみると、きちんとした理論に基づいた内容に共感。さっそく購入しました。

英語には標準語がない。
そして、Nativeの英語は世界中の至るところにある。

私はずっと想ってきたことがありました。それは・・・

ネイティブはアメリカ人やイギリス人だけではありません。公用語として英語を話している国々もネイティブ。インド人やエチオピア人などもEnglish Native。これからの国際社会においては、私たちはアメリカ人やイギリス人とだけ英語でコミュニケーションするわけではありません。むしろ、英語を母国語としない人たちとコミュニケーションする機会が多くなる可能性もあります。今、私たちに必要なのは、英語によるコミュニケーション能力を向上させることです。

このように教育現場にお話し続けてきたことが、言葉になって綴れていることに驚きました。そして、そのような概念をWorld Englishesという言葉で表すことができることを知ったのです。

そして最近、当法人の理事のひとりが購入したのが、やはりBarker氏の「英語と仲直りできる本」でした。昨夜、久々に役員ミーティングがあり、話題はその話に... 
「英語と仲直りできる本」では、小中高校、大学、社会人とあらゆる年齢層に英語講師として英語を教えてきた経験より、日本人が「みんな・いつも・必ず」間違える落とし穴が分かり易く紹介されているそうです。(私はまだ読んでおりませんので...) 早速、注文した理事まで現れました。

私はBarker氏とは何の面識もありませんが、是非お会いしたい方です。お互いに協働し合えたら素晴らしいでしょうね。



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Friday, August 18, 2006

アメリカ発‘TEEメソッドの極意’~英語を英語で教える~

今日は、NPO法人Lingua Akademeiaのアメリカ在住メンバーから届いた、あるESL Teacherのレポートをご紹介します。まずは、以下をお読み下さい。後ろに簡単な訳も付けてあります。

In the U.S., we always feel that teaching English in English is the best method of teaching it. That is the reason that most ESL teachers are not fluent in other languages. In order to get a master's degree in TESL (Teaching English as a Second Language), all students have to have only one year of a foreign language. The reason is to understand how languages are organized (verb tenses), etc. Before I taught community ESL 25 years ago, I did not know there are 12 active and 3 passive verb tenses in English because we were not taught that in schools growing up.

「アメリカでは、私たちはいつも英語を英語で教えることが最善の方法だと感じています。その理由は、殆どのESL教師たちが他の言語が流暢ではないということにあります。TESL(第二外国語として英語を教えること)の修士課程を修了するために、必要とされている外国語学習はたった1年間なのです。それは言語がどのように作られているか、(例えば動詞の時勢など)を理解することにあります。25年前にコミュニティーESLで教える前は、英語の動詞に12の能動態と3つの受動態の時勢があることを知りませんでした。なぜなら成長過程においても学校で学んだことなんてなかったから。」


ここで言われている通り、いくらNativeといえど、専門的な勉強をしてこなければ、英文法は殆ど知らないと思ったほうがいいと思います。
NPOを設立する前は、私は小中高校にALT(外国語指導助手)を派遣する企業で働いておりました。
実は私はNativeの外国人たちに研修で中学校程度の文法を教えていたのです。
研修前は、半分以上のNativeが文法用語を知らないことに驚きました。am, is, are などのBe動詞を英語で‘Be verb’というのだと初めて知ったというALTは毎年たくさんいます。
例えば動詞を例に挙げても、‘regular verb’(規則動詞)‘irregular verb’(不規則動詞)と言われても、なかなかピンと来ないようです。
ですから、‘Present Parfect Tense’と言っても、現在完了形を意味していると理解し、その例文まで書けるNativeはかなりの少数派だということを申し上げておきます。

でも、それも無理もないかもしれません。私たちも日本語の文法用語にはかなり疎いのではないでしょうか。以前、日本語を勉強していたALTに、‘て活用’などという耳慣れない言葉を聞いたことがありました。学問として学ばないと文法用語は知らないということでしょうか。

当法人では今年4月に設立して以来、一貫して英語を英語で教えるTEEメソッドを提唱しています。TEEとはTeaching English in Englishの頭文字を取ったもので、「英語を英語で教えること」を意味します。

日本人の英語は文法中心でその基本は訳読が主流です。それは明治以来の伝統を今でも慣習として続けているということに他なりません。日本人は西洋からの文化を習得するために、できるだけ正確に、文献の意味を解釈する必要があったからだといわれています。

TEEメソッドは、これまでの伝統的な英語教育に一石を投じることになります。「英語を英語で教える」ことにより、実生活で使える表現が可能になります。 なぜ私たちが簡単なことも英語で言えないのか?それは、日常会話を英語で学んだことがないからです。学校でも、教科書でも、それは学べないことでした。

例えば、「ここだけの話ですが...」といいたい時、英語で何と言うか直ぐに出てこないわけです。日本語のニュアンスにいちばん近いのは、「This is just between you and me.」でしょう。TEEメソッドなら、そんな表現も授業中に自然に覚えてしまいます。私が教えている子供たちは色鉛筆を忘れた場合、無理やり言わせているわけでもないのに「May I borrow color pencils?」って言うのには驚きです。


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Thursday, August 17, 2006

英語で料理レッスン

昨日のたまたま目にした新聞記事より、‘英語で料理レッスン’をどんな風にプレゼンテーションできるか、イメージは膨らむばかりです。何かを形にしていくのが好きなので、こんな企画はワクワクします。

今のところ、「ちょい不良オヤジの英会話術」という全5回講座の中で、1回は‘英語で料理レッスン’を導入しようとかなり乗り気になっています。

当日のプログラムは、もうちゃんと考えています。
 1.料理英語を学ぶ
 2.料理を作る(実際に英語のインストラクションで)
 3.皆で会食
 4.料理英語をおさらいする

ちょい不良オヤジといえば、ジロー・ラモさん。 ... とすると、やっぱり料理はイタリアン?!
でも、フレンチも捨て難い。これは私の独断では決められないので、スタッフと充分検討したいと思います。
海外のレストランでもスマートにオーダーできるような英語表現をご紹介するのはもちろんですが、本職のシェフから見たお洒落なオーダーの仕方や料理の文化的背景なんかも盛り込めたら、かなり充実した内容をご提供できるのではないでしょうか。

私は企画したら即実行タイプです。今日はキッズクラスで使うテキストブックを買いに書店へ出掛けたのですが、いつの間にか英語で書かれた料理本を手に取っていました...
日本の代表的な料理のつくり方からマナーまで書かれている素敵な料理本を見付けました。

「英語でつくる和食」 編集者 藤田裕子・ナヴィ インターナショナル ナツメ社

せっかくなので、その本から基本的な食材の切り方を英語でご紹介したいと思います。

<基本的な食材の切り方:Basic Cutting Techniques>
  輪切り Rounds
  薄切り Thin slices
  小口切り Edge cut
  千切り Julienne strips
  短冊切り Rectangles
  いちょう切り Quarter-rounds
  乱切り Rolling wedges
  みじん切り Fine chopping

いかがですか?
外国人と一緒にお料理をする時などに、活用されてはいかがでしょうか?
私はフランス留学時代によくホームバーティーを開いていました。
彼らのリクエストにお応えして、一緒に日本食をつくったことを思い出しました。
料理英語は、コミュニケーションをより円滑にすること間違い無しです!


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Wednesday, August 16, 2006

「アクをすくう」「ゴボウをささがきにする」は英語で何ていう?

Lingua Akademeia は、今週いっぱい夏季休業を頂いております。
私もお盆で実家に帰りました。久々に親戚と顔を合わせ、こんな機会を持つのもいいものですね。

溜まっている書類を何とかしようと思い、片づけを始めると、英語関連の新聞記事がいくつも出てきました。あとで読もうと取っておいたものです。もう2ヶ月以上前の記事ですが、今の気分にヒットするものを発見!ちょっとご紹介したいと思います。


朝日新聞 平成18年6月1日付
「趣味で上達 英会話」
もはや、普通の英会話だけでは満足できない。料理も、エクササイズも英語で習いたい--。
そんな教室が人気だ。NHKも新しい視聴者層の開拓をねらい、テレビ英会話講座に料理研究家の栗原はるみさんを起用した。趣味を習いながら、英語も上達する。生活に前向き感が生まれるのも、広がりの背景にあるようだ。(藤原泰子)


記事はこんな書き出しで始まっていました。
そして、料理研究家の栗原はるみさんのコメントも掲載されていました。
そこで、彼女が語っていることは、日頃私が痛感していることでした。

私には「This is a pen.」よりも、「アクをすくう(skim the surface of the broth」とか 「ゴボウをささがきにする(chop the burdock into thin strips)」の方が興味を持って覚えられる。


栗原さんが私の気持ちを代弁してくれているように思えました。
多分、私だけでなく多くの方がこう思っているのではないでしょうか。
私たちが学校で学んでいる英語は学問であって、生活の様々なシーンで実際に使えるものではありません。私自身、イギリスでのボランティア活動を通して実感したもどかしさは、「アクをすくう」や「ゴボウをささがきにする」といった言葉も英語で自由に話せない不自由さだったのです。
それは例えば私の場合は、「順番に揃える(Arrenge in order)」だったり「口ばっかり(You are all talk.)」だったりしたのですが。

私が提唱しているTEEメソッドは、そんな不自由さを解消し、もっと自由にコミュニケーションしようという想いから生まれました。英語を学ぶというより、英語を楽しむというプロセスが大事。

秋に開催する講座「ちょい不良オヤジの英会話術」で、ちょいモテおやじに変身するために“英語で料理レッスン”をプログラムに加えようかなと急遽思い立ちました! ...が、シェフ探しが大変そうです。


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Saturday, August 12, 2006

レストランメニューの英訳、仏訳

午前中のプライベートレッスン後に、笠間に出掛けてきました。陶芸で有名なこの街は、「芸術の街」と呼ばれ、日動美術館や陶芸美術館などでも多くの観光客が訪れるところです。

この街には、飲食店を経営する知人が二人います。
ひとりは、フランス料理店「Mon Lapin モン・ラパン」のオーナーシェフ、
そしてもうひとりはカフェ「Okatte おかって」のオーナーです。
今日も、上記2店舗でパンフレットを置かせて頂きました。
当法人が主催する語学スクール「寺子屋」のリーフレットも一緒に置かせて頂いております。

「Mon Lapin」では、美味しいランチを堪能しました。そして、新しいビジネスの可能性をオーナーシェフにお聞きしました。佐山シェフは楽食の元祖。その道では知られた方です。レストランに於ける英語やフランス語のメニューの翻訳のお話をさせて頂きました。

レストランや洋菓子店では、英語やフランス語で書かれたメニューをよく見かけます。実は、このようなものにはかなり間違いが多いのです。単語のスペルミスや、文法的な間違いが殆どですが、なかには、どうしようもない間違いというものもあります。
英語やフランス語のメニューや包装紙、パッケージ、ロゴなどは、外国人客に対してというよりは、ある種のステイタス的な雰囲気作りを意図していると思われます。間違っていても、気付かれる方は少ないかもしれませんが、そこにステイタスを求めているのであれば、このような間違いも恥ずかしいものとなってしまいます。

本職の方のお話を伺って、可能性が無いわけではないことが分かりました。
「Mon Lapin」には20名入れる個室があるので、語学講座とシェフの美味しいフレンチのコラボを企んでいるところです。

カフェ「Okatte おかって」では、淹れたての香り高いアイスコーヒーを頂きました。オーナーが早速店内のお客様にもパンフレットと語学スクールのリーフレットを配って下さり、宇都宮から来たという女の子二人からは「いいな、遣りたい!宇都宮まで来てもらえますか?」なんていうお声も頂きました。気を使って頂いたみたいですね。まあ、それは社交辞令とはいえ、リーフレット裏に「東京新聞」に掲載された私の記事を載せたのですが、それを熱心に読まれていました。ありがとうございます。


NPOにとって、知名度と人脈はとても大事な財産です。NPO=ボランティア団体と勘違いされている方がいらっしゃいますが、非営利活動法人はビジネス上で営利を追求せず、適正価格で運営する団体です。経営していくからには、資金が必要です。語学教育支援という業種で、どのように企業や自治体と共同していけるか道を模索しています。

そして、私たちがもっと自由にコミュニケーションできるように社会に貢献して行きます。



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Thursday, August 10, 2006

「行列ができる小学校英語講座」そして、ちょい不良オヤジ...

9月、10月に向けて、新しい講座の企画に着手しました。
講座のタイトルと内容は既に決まっていますので、先行してご紹介させて頂きます。

■行列ができる小学校英語講座

■ちょい不良オヤジの英会話術

「行列ができる小学校英語講座」は、現役の先生方を対象にした語学教育支援講座です。 現在、小学校毎に先生方の研修をお受けしておりますが、学校間で温度差もあり、全員参加型の研修を導入するのが難しいということもあるそうです。
そこで、英語に興味、関心をお持ちの先生方が参加して頂ける講座を企画させて頂きました。「五感を使って、意識を伝え、言葉に結ぶ」TEEメソッドをご紹介させて頂きます。これは英語を英語で教える全く新しい語学教育概念です。

そして、お待たせしました「ちょい不良オヤジの英会話術」です。
講座名に惹かれたからでしょうか... 
企画段階から「是非参加したい!」とのお声を多く頂いていました。
「ちょい不良オヤジ」のために腕によりをかけてプログラムをお作りします。Cool and Smart なビジネス英語を取り入れていくつもりです。新境地が開けそうでワクワクしています。

日程、会場などが決定しましたら、またご連絡させて頂きます。
リーフレットも皆様の目に留まる様な素敵なものをがんばって作ります♪

Tuesday, August 08, 2006

「Classroom English」 完成!

「教室で役に立つ英語表現‘Classroom English’」の最終選定がやっと終わりました。A4サイズで計8枚。シチュエーション毎に、使えるフレーズをPick upしています。

それらのシチュエーションとは...
  授業を始める時 (At the beginning of the class)
  注意と指示 (Warning and instructions)
  褒める (Praising)
  励ます (Encouraging/Cheering up)
  ゲームをしよう! ( Let's play games!)
  授業を終わりにする時 (At the end of the class)
  便利な表現 (Useful Expressions)
  体調を尋ねる (Helth concerns)
  ALTとの打ち合わせに役立つ表現 (Lesson planning with ALT)

では、ここで「便利な表現(Useful Expression)」からワンポイント・イングリッシュです。

 「ここだけの話ですが...」 This is just between you and me.
 「そうなんですよ~」 
You got that right.
 「あれどうなった?」 
How did it go?

こんなフレーズが口を突いて自然に出てきたら素晴らしいですね!
自由にコミュニケーションできるTEEメソッドの真髄は、正にこれです!

実は、先程大人クラスでこの資料を配布してみました。
生徒さんに感想をお伺いしてみると、「会話が広がりますね。」「いつもこれを持ち歩いて活用します。」という嬉しいお声が!
教育現場の先生方のために作ったものですが、どなたにも使って頂けるように、日常生活で言いたくて言えなかった自然な会話表現をたくさん盛り込んでいます。
近いうちにホームページにアップします。多くの方に見て頂きたい。
是非、チェックしてください。

前回ご紹介した「Lingua Akademeia 通信」ですが、ホームページでも見られるようにして欲しいとの貴重なご意見を頂きました。ありがとうございます!これもホームページで読めるようにシステムを整えますので、もう少々お待ちくださいね。

Saturday, August 05, 2006

Lingua Akademeia 通信 2

「Lingua Akademeia通信2」が出来上がりました。2ケ月に1度、会員の皆様や講演会に参加していただいた皆様にお送りさせて頂いています。早速、発送しますので、お手元に届くまで今暫らくお待ちください。
今回は、先月開催した「子育てママのバイリンガル育成講座」に参加頂いた方々のご意見、ご感想をアンケートから抜粋してご紹介しています。TEEメソッドの概念についてもとても分かりやすく纏めていますので、お楽しみに。

                
梅雨も明けて夏本番という感じですが、私は既に夏バテ気味です。
実は先日も熱中症になってしまいました。
そんな体調なので、ずっと事務所で本の虫です。

←最近購入した英語関連の本です。
夏休みを利用して実施する先生方の研修「行列のできる語学教育支援講座」のためのClassroom English (教室英語)の最終選定をしています。
研修では、英語を英語で教えるTEEメソッドをご紹介することになっています。より自然で便利な表現は何処に転がっているかわかりません。
映画のセリフからPick upすることも。

「君の瞳に乾杯。」 このセリフ英語で言えますか?
答えは↓
Here's looking at you kid.

このセリフ、Classroom Englishには、使うことはなさそうですが...


Thursday, August 03, 2006

カフェでパソコン

 仕事でパソコンが使えないとしたら、私はお手上げ状態です。プログラムも、講演の原稿も、とりあえずパソコンに向かわないとアイデアが出てこないタチだからです。

 パソコンがエラーを多発するようになり、フリーズしたり、電源が勝手に落ちてしまったりして、修理に出さなければならなくなった時は、本当にどうしようかと思いました。しかも修理に2週間ほど掛かると言われてしまったのです。

 結局、モバイル・ノートを購入して、それでなんとか乗り切っていました。モバイルはあれば便利だとは思っていましたが、こんな事にならなければ、たぶん購入することはなかったでしょう。私は結構アナログな人間で、いまでもアンテナ付き携帯を使っていたりするからです。最初は小さいと思っていたモバイル画面も、10日もすればすっかり慣れてしまいました。昨日やっと帰ってきたデスクトップのパソコン画面の大きさに、違和感を感じるほどでした。人間の習慣力って凄いですね!

 せっかく買ったモバイルをこれでお蔵入りさせるのはもったいないと、今日は外出時に一緒に持って出掛けてみました。時間が空いた時に、カフェでモバイルを開いて書類でも作ろうと試みたのです。

 海外では、カフェでパソコンを開いてお仕事している人を見かけますよね。とてもスマートに見えて、「いつか私も!」と機会を狙っていたのですが、いざ遣ってみると、彼らのようにはできません。まず、全然集中できません。事務所で作る方が断然はかどるのです。 これもいずれ慣れるのでしょうか?
 
 モバイル・ノートの有効かつカッコイイ使い方をご存知の方いらっしゃいませんか?