Wednesday, October 25, 2006

Culinary skills (料理の才能)

最近、偶然にも数名の生徒さんから、『英語で料理レッスン』のリクエストを頂きました。実は、これ、以前から企画だけはあったのです。前にブログでも紹介させて頂いたので、覚えていらっしゃる方もいらっしゃるかも知れませんね。

「これって共時性?!」っていう程、『英語で料理レッスン』が話題に挙がったので、私も一気にやる気になりました。今後、月1回ペースで実施させて頂こうかな・・・と思っております。

実際に作るお料理も、洋食にするか、それとも和食にするか・・・検討中です。
お料理のインストラクションはもちろん私は行いません。 残念ながら私は、‘culinary skills(料理の才能)はあまり持ち合わせていないようなので・・・。 その代わり、お料理を作る前に料理英語をレクチャーをさせて頂き、お料理中も学んだ料理英語が身に付くようなフォローをさせて頂きます!

イギリスで暮らしていた時、友人、知人を招いて日本料理でもてなそうと、張り切って色々作ったことを思い出しました。天ぷらや煮物、巻き寿司などです。イギリスでは新鮮な魚は殆ど手に入らないので、食材探しにかなり苦労しました。しかし、そんな苦労も彼らの『Looks all right.という一言で一気に萎えました。見た目は大丈夫そうよ。・・・日本語にするとそんな感じでしょうか。

それに引き換え、フランス留学時代は、友達のフランス人たちから「日本食の作り方を教えて!」というリクエストが結構来たものです。フランス人は食に対してかなり貪欲なのです。しかもフランスでは、魚介類も豊富で新鮮なものが手に入ります。本来の日本食に近いものが再現できたはずだと当時を振り返って思います。

同じヨーロッパでも、お国柄によって、食に対する態度も様々で面白いものですが、実際にレクチャーする時はなかなか上手く説明できずに困ってしまいます。それは、「ゆがく」や「みじん切り」などの表現を知らなかったからです。何か指示する時は、英語でもフランス語でも「こんな風にするのよ。」と言いながら実際に遣って見せることしかできませんでした。きっと同じような経験をされた方も多いのではないでしょうか。

そんな歯痒さから『英語で料理レッスン』を実施することになりました。痒い所に手が届くような使える料理英語をマスターしましょう!

日程などの詳細が決まり次第、ホームページにもupします。ご期待下さいね。


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Thursday, October 19, 2006

英語と人権・・・?

12月に小学校のPTA総会で講演させて頂くことになりました。今日の午後は講演内容についてのミーティングでPTA役員の方が事務所にお越し下さいました。今回は、英語教育についてだけでなく、人権についてもお話させて頂くことになりました。

英語と人権・・・?一見、関連性がないように思いますが、国際理解という観点から見てみると、いろいろと面白いお話が出来そうです。

私たち日本人は、欧米人に対して何処かで劣等感を持っているのではないでしょうか。ある方は「それはこれまで日本が欧米の良いところとか見てこなかったから」と言います。またある方は「外見的に勝てないですよね。」と言われます。

私はフランスに留学していましたが、そのお話をすると、必ず誰かが『おフランス』という言葉を口にされたりします。その言葉からも、フランスは日本より上に置かれているような感があります。

外国人が日本人についてコメントする際、よく言われることの一つに「日本人は自分の国や文化に対して誇りや自信を持っていない」というものがあります。欧米の人々の多くは自分の国を愛しています。それに対し、日本人は欧米文化への憧れが強く、自国の文化の素晴らしさにはなかなか気付けないのかもしれません。

しかし、実際には日本文化が国際文化を牽引していると言えるほど、多大な影響を与えてきたのも事実です。例えば、フランスの印象派は日本の浮世絵の影響なしには語れませんし、フランス料理は日本の懐石料理からヒントを得たと云われ、前菜から始まるコース料理となっています。現代においては、Mangaが世界的支持を得ているのは言うまでもありません。そして、そんな日本に憧れている外国人は大勢いるのです。

もっと日本を愛する日本人になりたい、私はそう思っています。



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Friday, October 13, 2006

行列のできる小学校英語講座スタート!

「行列のできる小学校英語講座」が本日から計5回シリーズで始まりました。
先日、茨城新聞にこの講座が記事として掲載されたことはお話しましたが、残念ながら予定していた参加人数を大幅に下回り... 会場としていた施設での使用を急遽キャンセルして、事務所にてアットホームに実施させて頂くことなりました。

参加される小学校の先生方は英語の先生というわけではないので、大人数クラスでは気軽に質問も出来ないと思われていたようです。今回は少人数での講座ということで、『個人的に色々教えて貰えるので、むしろラッキーです。』と喜んでおられました。

本日は、私が提唱するTEEメソッドの概念を、私の授業風景や映画のワンシーンを導入しながらお話させて頂きました。TEEとは、“Teaching English in English”のことで、文字通り英語を英語で教える授業です。私の授業は全て英語で行います。

私のクラスの映像をご覧頂いて、『本当に楽しそうですね。英語だけで授業を行っているなんて思えないほど自然ですよね。子供たちの反応の早さに驚きました。』との感想を頂きました。

そうなんです。私の授業は、子供たちが皆とても積極的です。大人しくじっと座っているクラスではありません。体感しながら英語を学んでいるので、ある意味で「うるさいクラス」と言えるかもしれません。
でも、皆の目がキラキラとしていて、日々驚くほどの成長を見せてくれます。通常のクラスですと、能力差が出てしまうところですが、それも殆どありません。

今回ご参加頂く先生方と一緒に、更にTEEメソッドを深めさせて頂こうと思っております。二週間後の第2回の講座が今から楽しみです。



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Saturday, October 07, 2006

英語版ホームページ開設!!

アメリカ在住の当法人の会員の方のご好意により、英語版ホームページを立ち上げることができました。日本語版ホームページは、抽象的な表現が多く、ある意味でとても日本的な表現を多用しているのですが、実に見事に英語に翻訳して頂いております。

英訳は既に終わっていて、全て頂いているのですが、こちらの都合でホームページはまだ途中です。が、日々追加して参りますので、完成の日も近いと思われます... 
翻訳の勉強にもなると思いますので、是非、英語版ホームページにお越し下さい。

昨日より、当法人ホームページのTop Pageから、英語版へリンクできるようになりました。
以下のアドレスをクリックし、Click here for English Websiteをクリックすると、英語版ホームページをご覧頂けます。
http://www.lingua-akademeia.com



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Tuesday, October 03, 2006

大人も子供も楽しめる英語ゲーム

語学スクール運営事業を当法人では、寺子屋と呼んでいます。最近、寺子屋では体験レッスンを希望される方が多くお越し下さっています。やはり、季節が秋になったからでしょうか。食欲の秋、芸術の秋、そして学問の秋・・・。

寺子屋では、子供、大人を問わず、恒例のゲームがあります。
かなり場が盛り上がるゲームなのですが、もちろん楽しいだけではありません。語彙力(Vocabulary)を強化するという狙いがあるのです。
今日は、そのゲーム‘My grandmother went to market’ Game をご紹介致します。

↑こちらがChild's Play社から発売されているものです。
112枚のカードが入っていて、¥1649とお買い得価格です!



では、実際にこれらのカードを使ってどのように遊ぶのかと言うと・・・

<ルール>
1. 全員に同じ枚数ずつカードを配ります。

2. 最初のプレーヤーが自分のカードから一枚選んで、そのカードを真ん中に置きます。そのカードが「camera」だった場合、次のように言います。
  「My grandmother went to market and she bought a camera.」

3. 2番目のプレーヤーも同じように、自分のカードから一枚選んで「camera」のカードの上に 重ねて置きます。そのカードが「bottle」だったとすると、次のように言います。
「My grandmother went to market and she bought a camera and a bottle.」

4. 同様にして、プレーヤーは次々に自分のカードから一枚選んで真ん中に重ねていき、そのカードの名前を最後に加えていきます。こうしておばあさんが買い物したものは、どんどん増えていきますから、思い出すのはどんどん難しくなります。

5. 商品を忘れたり、順番を間違えたりしたプレーヤーは失格となります。




実は、先程も大人のクラスでこのゲームを行ったところでした。
語彙を増やすには、カテゴリー毎に分けて覚えることが大切です。
このパッケージに入っているカードを使う代わりに、他のカードを使うことも可能です。例えば、動物カードや昆虫カード、花カードなどです。

今回は野菜と果物(Fruits and Vegetables)のボキャブラリーを増やして頂くため、おばあさんにはmarket(市場)ではなくgrocery shop(八百屋)に行って頂く事に。 ということで、決まり文句は以下のように変わります。
「My grandmother went to grocery shop and she bought... 」

今日はこのゲームに初めて挑戦される方が2名いらっしゃったのですが、 想像以上に場は大盛り上がりとなりました。しかも、野菜や果物の名前は、知っているようで知らなかったとびっくりされる生徒さんも多いのです。

椎茸は「shiitake mushroom」、柿は「persimmon」、そして、ネギは「leek」・・・
以外に、ご存じなかったりしませんか?



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Monday, October 02, 2006

IT大国インドを支える英語力

時間があれば、19:30からのNHK番組『クローズアップ現代』を観ています。
今日は仕事がOFFだったので、この番組を観ることが出来ました。「インド〝人材王国〟の挑戦」というタイトル通り、エンジニアによるIT大国を作り上げるインドの実状がリポートされていました。

ご存知の方が意外に少ないのですが、インドは英語を公用語としている英語圏です。つまりインド人はEnglish Nativeです。大学卒の高学歴のエンジニアは、もちろん英語を話すことに問題はありません。
今、インドはアメリカのIT産業をサービスやサポートなどのメンテナンスも含めて一手引き受けているということです。
これは、価格が低いということ、優秀なエンジニアがいるということが挙げられます。
そしてその背景には、業務に関わる人々が英語を自由に使えることが前提になっているのではないでしょうか。

日本のエンジニアの多くもインドのエンジニアと仕事をする機会が多いと聞きます。しかし、日本人の多くはダイレクトに彼らと英語で渡り合うことができません。日本人の優秀な技術をもっと世界に広めるためにも、私たちがもっと自由にコミュニケーションすることが問われています。

アメリカ英語、イギリス英語だけに拘るのではなく、英語を公用語として話している国の英語、またコミュニケーションツールとして使っている人々の英語にも関心を持って頂きたいと思います。グローバル化が広がる現代においては、アメリカ人、イギリス人とだけ英語でビジネスするわけではありません。むしろ、英語圏以外の国の人々と英語で話すことの方が多いとさえ言えます。彼らの英語を聞き取り、分からなければお互いに質問できる本当の意味でのコミュニケーション能力が求められているように思います。
皆さん、どう思われますか?


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