Monday, October 02, 2006

IT大国インドを支える英語力

時間があれば、19:30からのNHK番組『クローズアップ現代』を観ています。
今日は仕事がOFFだったので、この番組を観ることが出来ました。「インド〝人材王国〟の挑戦」というタイトル通り、エンジニアによるIT大国を作り上げるインドの実状がリポートされていました。

ご存知の方が意外に少ないのですが、インドは英語を公用語としている英語圏です。つまりインド人はEnglish Nativeです。大学卒の高学歴のエンジニアは、もちろん英語を話すことに問題はありません。
今、インドはアメリカのIT産業をサービスやサポートなどのメンテナンスも含めて一手引き受けているということです。
これは、価格が低いということ、優秀なエンジニアがいるということが挙げられます。
そしてその背景には、業務に関わる人々が英語を自由に使えることが前提になっているのではないでしょうか。

日本のエンジニアの多くもインドのエンジニアと仕事をする機会が多いと聞きます。しかし、日本人の多くはダイレクトに彼らと英語で渡り合うことができません。日本人の優秀な技術をもっと世界に広めるためにも、私たちがもっと自由にコミュニケーションすることが問われています。

アメリカ英語、イギリス英語だけに拘るのではなく、英語を公用語として話している国の英語、またコミュニケーションツールとして使っている人々の英語にも関心を持って頂きたいと思います。グローバル化が広がる現代においては、アメリカ人、イギリス人とだけ英語でビジネスするわけではありません。むしろ、英語圏以外の国の人々と英語で話すことの方が多いとさえ言えます。彼らの英語を聞き取り、分からなければお互いに質問できる本当の意味でのコミュニケーション能力が求められているように思います。
皆さん、どう思われますか?


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