Thursday, October 19, 2006

英語と人権・・・?

12月に小学校のPTA総会で講演させて頂くことになりました。今日の午後は講演内容についてのミーティングでPTA役員の方が事務所にお越し下さいました。今回は、英語教育についてだけでなく、人権についてもお話させて頂くことになりました。

英語と人権・・・?一見、関連性がないように思いますが、国際理解という観点から見てみると、いろいろと面白いお話が出来そうです。

私たち日本人は、欧米人に対して何処かで劣等感を持っているのではないでしょうか。ある方は「それはこれまで日本が欧米の良いところとか見てこなかったから」と言います。またある方は「外見的に勝てないですよね。」と言われます。

私はフランスに留学していましたが、そのお話をすると、必ず誰かが『おフランス』という言葉を口にされたりします。その言葉からも、フランスは日本より上に置かれているような感があります。

外国人が日本人についてコメントする際、よく言われることの一つに「日本人は自分の国や文化に対して誇りや自信を持っていない」というものがあります。欧米の人々の多くは自分の国を愛しています。それに対し、日本人は欧米文化への憧れが強く、自国の文化の素晴らしさにはなかなか気付けないのかもしれません。

しかし、実際には日本文化が国際文化を牽引していると言えるほど、多大な影響を与えてきたのも事実です。例えば、フランスの印象派は日本の浮世絵の影響なしには語れませんし、フランス料理は日本の懐石料理からヒントを得たと云われ、前菜から始まるコース料理となっています。現代においては、Mangaが世界的支持を得ているのは言うまでもありません。そして、そんな日本に憧れている外国人は大勢いるのです。

もっと日本を愛する日本人になりたい、私はそう思っています。



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