Wednesday, August 16, 2006

「アクをすくう」「ゴボウをささがきにする」は英語で何ていう?

Lingua Akademeia は、今週いっぱい夏季休業を頂いております。
私もお盆で実家に帰りました。久々に親戚と顔を合わせ、こんな機会を持つのもいいものですね。

溜まっている書類を何とかしようと思い、片づけを始めると、英語関連の新聞記事がいくつも出てきました。あとで読もうと取っておいたものです。もう2ヶ月以上前の記事ですが、今の気分にヒットするものを発見!ちょっとご紹介したいと思います。


朝日新聞 平成18年6月1日付
「趣味で上達 英会話」
もはや、普通の英会話だけでは満足できない。料理も、エクササイズも英語で習いたい--。
そんな教室が人気だ。NHKも新しい視聴者層の開拓をねらい、テレビ英会話講座に料理研究家の栗原はるみさんを起用した。趣味を習いながら、英語も上達する。生活に前向き感が生まれるのも、広がりの背景にあるようだ。(藤原泰子)


記事はこんな書き出しで始まっていました。
そして、料理研究家の栗原はるみさんのコメントも掲載されていました。
そこで、彼女が語っていることは、日頃私が痛感していることでした。

私には「This is a pen.」よりも、「アクをすくう(skim the surface of the broth」とか 「ゴボウをささがきにする(chop the burdock into thin strips)」の方が興味を持って覚えられる。


栗原さんが私の気持ちを代弁してくれているように思えました。
多分、私だけでなく多くの方がこう思っているのではないでしょうか。
私たちが学校で学んでいる英語は学問であって、生活の様々なシーンで実際に使えるものではありません。私自身、イギリスでのボランティア活動を通して実感したもどかしさは、「アクをすくう」や「ゴボウをささがきにする」といった言葉も英語で自由に話せない不自由さだったのです。
それは例えば私の場合は、「順番に揃える(Arrenge in order)」だったり「口ばっかり(You are all talk.)」だったりしたのですが。

私が提唱しているTEEメソッドは、そんな不自由さを解消し、もっと自由にコミュニケーションしようという想いから生まれました。英語を学ぶというより、英語を楽しむというプロセスが大事。

秋に開催する講座「ちょい不良オヤジの英会話術」で、ちょいモテおやじに変身するために“英語で料理レッスン”をプログラムに加えようかなと急遽思い立ちました! ...が、シェフ探しが大変そうです。


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