Thursday, September 14, 2006

教師=エンターテイナー

一週間振りにブログをアップします。
最近、何かとバタバタしていて、気が付いたら一週間も経ってしまっていました。

私は朝が苦手です。その為かどうか分かりませんが、Night owl(夜型)傾向ではあります。
朝から爽やかに目覚めるMorning bird(朝型)になりたいと憧れているのですが... 

なぜそんな話から始まったかというと、昨夜というか本日早くというか、夜中の1時30頃に友人から電話があり、「今、TV付けてみて!英語のマジシャンって言われている先生の番組が放送されているから。」というのです。

それはNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』という番組の再放送でした。主役は田尻悟郎先生。島根県の公立中学校に勤めている英語教師であり、ニューズウィーク誌の「世界のカリスマ教師100人」の一人に選ばれています。また、英語教育界の最高峰の栄誉であるパーマー賞も受賞しています。

この番組の中で、田尻先生が言われた2つの言葉が心に残っています。

教師=エンターテイナー

熟さない実は摘み取らない

私自身、授業中はいつもエンターテイナーであることをモットーとしてきました。そうでなければ、生徒たちの注意を引き、興味を持って貰うことは出来ません。教える側は、本来誰もが持っている語学の可能性を、引き出す工夫が必要です。それは、子供たちに「英語を勉強している」と感じさせず、英語を使って楽しく遊んでいる...と思わせるトリックが大切。そして、いつの間にか英語を体得していたというのが理想です。

先日、私の生徒の一人、中学一年生の男の子が「学校でも先生みたいに教えてくれればいいのに!」と言い、「学校の授業は面白くない。」と愚痴っていました。

私の生徒たちは、毎週レッスンを楽しみにしてくれているようです。お母様方曰く『英語が面白くてしょうがないって言うんですよ』とのこと。 過日、小学校で行われた先生方の研修でも、私の小学生3,4年生のクラスのビデオをお見せしたのですが、その楽しそうな様子に、会場からは『子供たち、本当に楽しそうですね!多少、騒いでいても、子供たちが生き生きしているのがいちばんですよ。』との声が挙がりました。

そうなんです。私のクラスでは、子供たちは大人しく黙って授業をうけているわけではありません。みんな身を乗り出して授業に臨んでいるし、子供たちも一番先に答えようと懸命なので、よく言えばかなり活気のある、ある意味エキサイティングなクラスと言えるでしょう。何より子供たちの目がキラキラしています。

私はむしろ、子供たちが大人しく黙って座っている方が不自然と思っています。


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