Tuesday, March 20, 2007

Meanings of colors <色の意味> 第二弾!

 前回のメールで書いたように今回は『Meaning of colors : 色の意味』の第二弾です。前回のメールを読んでくれたアメリカ在住のお友達よりメールが届きました。そこにどうして子供の服は、男の子が‘blue’、女の子が‘pink’というような慣習があるのかを垣間見ることが出来ました。

 まずは、彼女が送ってくれたコラムをお読み下さい。

  Since all babies look alike, boys are usually dressed in blue and girls in pink simply to identify the sex. In ancient times, girl babies were regarded as inferior to boy babies, so the color blue, which was believed to have the power to ward off evil sprits, was reserved exclusively for the boys. The color pink was introduced for baby girls in accordance with a legendary European tradition that suggested girls were born inside a pink rose.

 <赤ちゃんは皆同じように見えるから、男の子は大抵‘blue’を着せられ、女の子は‘pink’を着せられるというのは、単に性別を見分けるためです。昔は女の赤ちゃんは男の赤ちゃんより劣っていると見なされていたので、悪魔を寄せ付けないパワーを持つと信じられてきた‘blue’という色は、独占的に男の子のためのものでした。女の子はピンクの薔薇の中から生まれたという、伝説上のヨーロッパの言い伝えの通り、‘pink’という色は女の赤ちゃんのものだと伝えられています。>


 なるほど、元々の意味はこんなところにあるのかもしれません。でも、‘blue’に悪魔よけのような意味があったとは知りませんでした。それに、女の子はピンクの薔薇から生まれたなんていう言い伝えがあるなんて、とってもロマンティックですね。

 ‘blue’といえば、ブルースカイというように清々しいイメージをお持ちの方も多いと思います。また反対に、『気分がブルーになる』とか『ブルーデー』という言葉が存在するように気分が落ち込むような時に使われる色でもあります。
 英語で『気分がブルーになる』は‘feel blue’と言いますし、『ブルーデー』もそのまま‘bule day’です。どちらも英語から日本語に取り入れられた言葉ですね!
 
 世界中で「幸福」を表す色として挙げられるのは‘pink’だそうです。ドイツの哲学者ルドルフ・シュナイターは『色彩の本質』という色彩論で‘pink’を「生命を象徴する色」としています。日本に於ける「ピンク映画」などのような‘erotic’な意味はありません。英語では‘blue movie’がそれに当たります。



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